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*目次* 1.はじめに 2.デザイン画 3.完成 |

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文化人形の制作配信を始めてから、作りたいと思ひ温めてゐたフランス人形。
それまでは塾の課題作品を数点制作した程度で、本格的に取り組むのは初めての試みでした。 何を作るかといふと、もうドロシーしかありえないといふ位、他に思ひ当たるものはありませんでした。 オズの魔法使ひのお話は誰でも知つてゐるので繰り返すまでもありませんが、私が制作したいのは、1939年度版「オズの魔法使い」の中のジユデイ・ ガーランド演ずるドロシーです。 子供の頃テレビで再放送されたこの映画を見て感銘を受け、その作り込まれた夢の世界にすつかり魅了されてしまひ、ジユデイ・ ガーランド演ずるドロシーが大好きになつたのです。 昔の舞台セツトで作られたミユージカル映画。 不思議なフアツシヨンの小人達が沢山出てきたり、お姫様のような魔女グリンダや可笑しなお友達、かゝしやブリキ男、ライオン…。 オズの国で繰り広げられる、この世には無い世界に胸をときめかせました。 唯その想ひだけでこの制作は進んでいつたのです。 熱い想ひの具現化。人形と云ふものを作りながら目に見えない情景を描いていく。人形とはさういふものなのだと思ひます。 ではこれから、私の制作した「ドロシー」の世界へとお誘ひします。 |


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まずドロシーのイメージをさらりとイラストにしてみました。 今回は、少女塾の課題作品No.30を基にして、全体のバランスや細部などをドロシーのイメージに変えていきました。 描きたい場面は、竜巻によつてオズの国へ飛ばされ、モノクロの世界から総天然色の世界へと変り、余りの美しさに「トゝ、私達虹を越えたんだわ。」と感嘆の声を上げるドロシー。自分の一番好きな場面です。 顔の凹凸はそのまゝで、髪の毛は極細毛糸で真中分けにし、みつ編みでは無く、クルクル縦ロールのイメージです。前髪はおでこを見せて脇でくるりとカール。 洋服は映画のスタイルで、生地は同じやうなものにするかどうか色々考えましたが、オーガンジーの透ける素材でふはりとしたドレスにする事にしました。 ブラウスは白のジヨーゼツトで柔らかい雰囲気に。衿はスタンドカラーでレースをほんの少しのぞかせ、襟元から下へギヤザーのラインを美しく。映画で見た、ドロシーの服の可愛いなあと思ふ部分をそのまゝに。 靴はルビーの靴のイメージで、赤のエナメル素材。 トゝとかごについては作りながら考えていきました。 |



