文化人形「四つ葉」

H24.1.26更新






*目次*

文化人形「四つ葉」の紹介
 1.デザイン画
 2.配信
 3.まとめ

文化人形制作キツト「四つ葉」によせて






1.デザイン画



作り始める前のイメージ

 実は、四つ葉を作り始めた時はデザイン画を描いてゐませんでした。然し何も考へずに作つた訳ではありません。作り始める前に戻つて、自分の夢をふんだんに盛り込んだ文化人形のイメージを描いてみました。

 四つ葉と云ふ名前は最初からあつた訳ではないので、この時点では唯ひらすらに作りたい文化人形を追ひ求めてゐました。

 試作の四体目として、それまでに作つた三体の全てを注ぎ込み、制作を他人に観せるといふ緊張感の中、制作は進んでいきました。




ボンネツト
色は赤。大きく大らかなボンネツトになるやうに。大きなボンネツトにくるまれてその真ん中に愛らしい顔がある。外側に白いレース、真ん中に細いレース(黄色)。レースは紅茶で染めて古くなつた感じを出す。

髪の毛
黒、人絹すが糸。古さを出す為、少し乱れた感じに。


昭和中期(戦後)の表情でありながら、情けなさ過ぎる泣きの顔ではなく、少し朗らかで幼い子供の表情を目指す。

首のリボン
黄色。太いコハクリボン。紅茶で染めて古い感じに。


短めでどつしり詰まつてストンと筒状。身体にぴつたり寄り添ふやうに付ける。

洋服
赤。ボンネツトと同じ生地で、昭和中期(戦後)によく見られる真赤な文化人形に。胸の処に切り替へ、ヨークのある手の込んだタイプの洋服。生地は薄く柔らかく、時を経て身体にぴつたり添ふても尚柔らかさがあるやうな感じ。リボンは太いコハクリボン、ピンク。紅茶で染める

エプロン
真赤なスタイルに映えるやうな色のものがなかなかなく、やつと見つけた玩具柄の古布。賑やかな玩具の柄で幼い子供の可愛らしさを出す。裾広で角ばった形。ふはりとではなく、お腹にぴたつと。


手と同様、古い文化人形の感じを出す為、古布の少し色あせて汚れた部分を使用する。ごろんと丸い筒状にし、つま先は靴を履いたようなつま先感を出す(この部分の詰め具合が難しい)。リボンは太めで少し上目に付ける。




     



2.配信



抱つこするとこんな感じ

〜次回更新へ続く〜




3.まとめ
〜次回更新へ続く〜




4.文化人形制作キツト「四つ葉」によせて


平成廿一年九月より始めた人形制作の生放送で
初めて制作した文化人形「四つ葉」

型紙が完成しないまゝ見切り発信で始めたので
番組と平行して試作を作りながら日々格闘していました。

30回位かゝつてやつと完成した時は
視聴者の皆さんと喜びを分かち合ふ事が出き
本当に嬉しかつた事を思ひ出します。





「四つ葉」といふ名前は、この型紙で四体目に制作した人形なのと
幸せの四つ葉のクローバーをかけて名づけました。
型紙の細部を修正し、やつと形になつた記念の人形です。

少し古びた懐かしい風合ひを出す為、生地は全て古い着物の
生地(絹)を使用し、リボンやレースは紅茶で染めました。
遊ばれた感じを出す為、ボンネツトのワイヤーを曲げて形をつけてあります。





こんな風に一体の人形が完成するまでには
此処には書き切れない程沢山のドラマがあります。
(完成した人形には又別のドラマがあります。そのお話は又いづれ…)

皆さんの人形のドラマを是非ご自分の手で描いてみて下さい。




四つ葉のサイズは身長約42cm。
一体出来上がる材料と型紙、簡単な作り方をセツトにして販売します。

※只今「作り方」を制作中です。キツトの販売まで暫しお待ち頂ければと思ひます。